環境マネジメント学術センター強化に関する覚書の締結式を行いました
環境分野での国際的な連携を目指して
このたび、株式会社アイエンスは、ラオスを拠点とする環境マネジメント学術センター(EMAC)、Savan EMC Co.,Ltd.(SEMC)、Lao kayama sole Co.,Ltd(Lao kayama)との間で、環境モニタリングや分析分野に関する覚書の締結式を執り行いました。

4者による調印・締結式を行いました
EMACはラオス国立大学環境科学部に所属する組織、SEMC、Lao kayamaもラオスを拠点とした法人です。
それぞれがこれまでラオス商工省と協力しながら、ラオス国内のグリーン産業の推進や環境管理・モニタリングサービスの立ち上げに取り組まれてきました。
今回、環境分析の専門技術を持つ弊社は、ラオスにおける環境モニタリングや分析事業の発展に強い関心を持ち、その技術と経験を活かしてEMAC、SEMC、Lao kayamaと協働していくことを目的に、覚書を締結しました。
特にEMACの能力が世界的に認知されるよう相互支援・協力体制の強化を主目的としています。
ラオス関係者を迎えての締結式
締結式には、ラオスより関係者の皆さまを日本にお招きし、終始和やかな雰囲気の中で行われました。
互いに今後の連携に大きな期待を寄せており、信頼関係に基づく国際的なパートナーシップの第一歩となる意義深い機会となりました。
弊社の事業内容の紹介、ラボの見学、排ガス測定のデモンストレーションも実施しました。
ラボの見学では分析内容についての質問、排ガス測定のデモンストレーションではラオスでの実際の測定状況・機器を紹介していただくなど活発な意見交換がなされていました。
弊社の事業内容・実施などをお話ししました
実際に使用している測定機器を使用した排ガス測定デモンストレーション
ラオスで使用されている機器を写真で見せていただきました
分析フロアでは専門的な質疑応答がなされました
機器室での様子
現地で感じた「技術」と「人材育成」へのニーズ
弊社早野がラオスを訪問した際、現地では環境分析技術に対するニーズが非常に高いことを実感しました。
同時に、専門人材の育成が今後の大きな課題であることも感じ、弊社としても技術支援や教育面での協力ができるのではないかと考え、今回の締結式に至った次第です。
お見送り前に弊社社屋前で記念撮影
この協働を通じて、環境課題に対し知恵と技術を出し合い、協力して解決していける未来を目指しています。
弊社の「美しい環境を次の世代に」という理念と、ラオスの未来を見据えた熱意が結実したものです。
弊社にとってグローバルな事業展開を本格的に目指す上で、非常に大きな一歩となります。
そして、この連携を通じて、将来の環境課題の解決に向けて、国境を越えて協力し合う体制づくりを進めていきます。