アスベスト建築物の解体について

アスベスト輸入量の経年変化

1960年以降高度成長期にかけて、アスベストの輸入量は著しい増加傾向を示しています。これは、アスベストが安価なうえ、耐火性・断熱性、防音性等多様な機能を有していたためです。1971年アスベスト健康に悪影響を及ぼすということで、特定化学物質障害予防法(特化則)が制定され製造・取扱い等の規制が強化されました。アスベストの使用は減少しましたが、依然として多くの建物で建築材として利用され続けました。しかし、1995年には、発がん性の問題からアスベストの使用が禁止され、使用量及び輸入量も減少傾向となりました。

アスベスト建物の解体は2030年から2040年がピーク

建物の建て替え年数は、30年~50年とされており、1970年~1995年に建てられたアスベストを含む建物の解体時期が2030年~2040年にかけてピークとなります。下記のグラフは、国土交通省による解体棟数の推計予測グラフです。

引用

弊社は、環境計量証明事業所として、アスベスト調査を含む解体作業を実施するため、このピーク年に向けて解体業に参入しました。

解体業参入のお知らせはこちらのブログを参考にしてください

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