以前ご紹介したマスクのフィットテストですが、いよいよ令和5年4月より、1年に1回の定期的な測定が義務化されます。
金属アーク溶接等作業中に発生する『溶接ヒューム』による健康障害を防ぐために、従事する労働者は有効な呼吸用保護具を使用しなければなりません。
そこで「屋内作業場」で「継続」して作業を行う労働者は、呼吸用保護具を適切に装着できていることを確認するため、フィットテストを年に1回実施することが義務化になります。
フィットテストは、令和3年5月25日付けで公示されている日本産業規格(JIS)T8150:2021で定められており、フィットテストの実施者は、フィットファクタ(呼吸用保護具の面体と労働者の顔面との密着を示す係数)の精度等を確保するため、十分な知識及び経験を有する者が実施すべきとされています。
そのため、フィットテスト実施者に対する教育実施要領が厚生労働省から出されており、この教育カリキュラムを受け、十分な知識及び技能を有するフィットテスト実施者の養成が行われます。
フィットテストの様子
実際の測定の様子 | フィットテスター |
フィットテストは、測定する人数やマスクの枚数などの打ち合わせを行ってから測定、結果報告という流れになります。
お見積には
・フィットテストを行う人数
・使用しているマスクの種類(メーカー・型番)
・事業所の所在地
が必要となります。
弊社は、フィットテスト実施者講習を受けた者がおり、すでにフィットテスト測定実績もあります。
フィットテストに関するご相談、ご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!